のぼりの重要性
私が高校生時代にアルバイトをしていた弁当屋があり、界隈では人気があるところなのですが、店を開店する10分前に必ずする事は、のぼり旗を店の外に出すことでした。
高校を入学して卒業するまでの3年間を、その弁当屋で働いていたこともあって、最後の方は下ごしらえなどをすることも一任されていた私は、誰よりも店に早くに着き、シャッターを開けて店内にしまってある「激うま弁当」という文字が書かれているのぼりを出すことになるのですが、シンプルなデザインで、他の文字が一切入っていません。
その弁当屋は、もともとデリバリー専門の店として開業させたのですが、立地条件的にオフィスも多くあったのと、のぼりの効果から、ランチタイムにお弁当を買いに来るサラリーマンやオフィスレディーが多かったため、ランチ用にテイクアウト出来るメニューを作り販売していたのですが、その経緯を全て私は体験させていただきました。
現在では、その弁当屋は8店舗ぐらいまで拡大させており、小さなチェーン展開を始め、デリバリー以外にもテイクアウトを全ての店舗で可能にしているみたいです。
のぼりが揺らめいているのは、遠くらからでも分かりますし、デザイン次第では何を売っているのかすぐにわかるので、バイクで宅配にいくオフィスでも「のぼり旗のあるところだよね」などと聞かれたりもするくらいで、その時に始めてのぼりの重要性と言う物を知ることになり、のぼりに対する考え方も変わった時期でもありました。
昔からのぼりは好きでしたが、商売的な考え方をするきっかけとなったバイトです。